「ダンボール」とは、表裏または片面の「ライナー」と呼ばれる板紙に、「中芯」と呼ばれる波状に段繰りされた板紙を貼ったものです。 接着にはトウモロコシを原料としたコーンスターチが用いられます。
ダンボールには表と裏があり、表は平滑でほぼ平らに見え、裏は材質にもよりますが、ダンボールの筋が見えます。 罫線入れ・印刷・抜きなど加工する際には表裏の向きが決まっているので注意が必要です。
ダンボールには、目方向が存在し、製品の強度に大きく影響するので細心の注意を払う必要があります。
ダンボールの寸法表記には決まりがあり、必ず【紙巾】から記載することになっています。
ダンボールを構成する「ライナー」と「中芯」にも種類があります。 材質によって強度や特性が変わるので、用途に合った材質を選択します。
ダンボールには様々な種類があり、形状や特徴により用途を使い分けています。 下表は当社でよく使われているダンボールです。
ダンボールの重さは 表ライナ+中芯+裏ライナの合計です。
ただし、 中芯は波になっており伸ばすと長くなり、種類(フルート)によって伸び率が変わります。
これを段繰り率といいます。